タバスキーの血統塾

血統は能力のデータベース

タバスキーの血統塾 ~概要と11大系統のはじまり~

 

本ブログの趣旨

①○○系と呼ばれるものが一体何があって、どんな馬がいるのかを知る

②それぞれの系統にどういう特徴があるのかを知る

③現在活躍する種牡馬たちが、どういう特性を持っているのかを知る

 

人間がそうであるように、馬1頭1頭にそれぞれ異なる個性がある。能力や性格というものは、環境だけでなく生まれ持ったものも非常に大きいと思う。まずは血統という大きな枠組で馬を考えていくことは、新馬戦や海外のレースを見る上で、基礎知識としてしっかり固めておくべきものだと思う。競馬をよく知るきっかけに一番なると思うので、2024年はこのブログをまずは完成させて、しっかり身につけていきたいと思う。

 

 

※加筆部分について

現役競争馬で代表的な馬を掲載。また主要な種牡馬においては亀谷血統辞典動画とMの法則×血統ビームを引用。よりどういう適正があるかを把握しやすいようにした。

以上の種牡馬には個別に特徴について解説つけます。

⓪.11大系統~覚えるべき4系統はじまり物語

 

大系統と呼ばれるものは便宜上大きく分けて11個。ただ現代の日本競馬において関係が深いのはファラリスから派生した分のみで、それらも大きくはナスルーラ系・ネイティブダンサー系・ターントゥ系・ノーザンダンサーの4つだけ覚えておけば十分。それらの系統がどういう馬を生み出し、どういう系統を繋いだかを理解していきましょう。

ファラリスって誰やねんということで簡単に。とりあえずすげーやつってことや。

 

ファロス→ネアルコナスルーラニアークティック&ロイヤルチャージャー(後述)

シックルアンブレイカブル(良く知らんやつ)→ネイティブダンサー

とりあえず現代の主要系統はほとんどファラリスから出たってはっきりわかんだね

 

まず、じゃあなんでファラリスから現代競馬の血統の礎が築かれたのか?そこを考えていきましょう。

 

正直正確なことはようわからん(クソ雑)なので、テキトーに。当時バリッバリの競馬後進国イタリア(ミルコ松「今もクソだぞ」)にいながら、独自の配合理論(これがニックス、ね?ニチャア)で生み出した最強馬・ファラリス直系のネアルコで英仏のトップホースが大集合した(多分)パリ大賞典を勝利して14戦無敗!そのまま種牡馬に入って大活躍、それまで晩成鈍足馬が跋扈していた欧州の競馬に変革をもたらした(多分)そしてそのネアルコのスピードをもっともよく伝えし馬こそナスルーラなのである。そして『ナスルーラ』はそのスピード能力によって世界で初めて欧米でリーディングサイヤーに輝き、現代のスピード競馬の礎を築き上げたのであった(おそらく)そして上記のようにネアルコニアークティックを輩出。ニアークティックノーザンダンサーの父。さらにはロイヤルチャージャーも輩出。ロイヤルチャージャーはターントゥの父。つまりサンデーやロベルト系の父系。

 

まとめ

①現代競馬のほとんどはファラリスの系統から出た。

②ファラリス系は主にネアルコというイタリアの最強ホースから生み出された系統がメイン。ナスルーラニアークティックノーザンダンサー)・ロイヤルチャージャー(ターントゥ=サンデー&ロベルト系)ネアルコ以外の系統からネイティブダンサーが出た。